バードガーデン制作奮闘記
これは訓練センターの職員が野鳥の楽園を中庭に作ろうと
手作りで挑む汗と涙の物語である。
訓練センターの食堂から見える中庭にはすでにやぐらが作られていた。 ここにバードテーブルを設置し野鳥を呼ぼうという壮大な計画である。 |
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素人集団が体育館に工場を設置し、設計図のない行き当たりばったりの作業を始めた。 いったい我々に出来るのだろうかという不安が職員の脳裏をかすめていた。 すると一人の職員が言った。 「はじめからそんな弱い心で鳥たちの楽園などできるはずがない」 全員、目から鱗が落ちるおもいで黙々と作業を開始した。 |
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しかし、それほど甘いものではない。 気合いだけで鳥たちの豪邸ができるものではない。 細かい仕事だというのに、闇雲にドリルで穴をあけていくのであった。 |
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この板を置いて二階建てにすれば、鳥たちも親子二代の二世帯住宅ができるのではないだろうかと考えた。 しかし、われわれの計画は永住されては困る のだ。 すべての野鳥に平等に使ってもらえる楽園が目的なのである。 |
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大きな窓のある小さなお家。 むかし、そんな歌詞の歌があったと思うが、ちなみに犬は飼っていない。 冬の雪にも絶えられる屋根つきバードテーブルを作っているのだ。 しかし、屋根など作って鳥たちは中の餌に気づいてくれるのだろうか。 素人集団の発想である。 なんだか不安・・・・・・・・・・ |
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この先も作業は続くが、その後の様子も順次公開したいと思う。はたしてどうなることやら。 | つぎのページへ |